夏休みの宿題って、試されているの親なんじゃない?
保育園時代の夏休みは、いつもと同じ生活。お弁当もなくて給食だし、送迎もいつも通り。
これが、小学校になると両頬を打たれたかのように現実に引き戻される。
お弁当を作る毎日、どこかに連れて行かなくてはいけないプレッシャー、そして宿題。
特に、宿題の確認が本当に面倒です。
自分が子供の頃、そんなに親に言われたかなあと思います。
うちの場合、ドリルは学童でやってくるので7月中に終わります。
問題は、自由研究もしくは読書感想文の選択とポスターか書道の制作。
後者は本人のやる気を見て、無理そうなら書道。(字の上手い下手ではなく、一色で終わるため)
自由研究もしくは読書感想文は本当に困る。
今年は、字を書くことが嫌いな次男が自由研究。字を書くことが好きな末っ子は読書感想文。
今は読書感想文も書きやすくするためのプリントが配られています。
8月に入ってから、そのプリントを学童で埋めてきなさいと伝えたところ、ちゃんと作成した模様。
いざ、お盆休みに取り掛かろうとしたら、そのプリントがないと慌てる始末。
えー!どうやって書くのさ?
しかたないから、私がネットで書き方を調べながら本の内容を聞き取る。
ところが低学年の話は聞いても、内容が全く入ってこない。
えー!アドバイスもできんよー!
仕方ないから、子供の本を私が流し読みをしながら、内容を振り返る。
そして、本を読んで気づいたこと、思ったことを膨らませて記録する。
私が!
A4サイズ2枚にエクセルで書き残し、力尽きた。
次男の自由研究は図書館で本を借りるところからスタート。
テーマをあれだけ決めろと言ったのに、ONE PIECEの技について調べるとか、スプラトゥーンについて調べるとか、YouTubeについてとか!
ゴールは見えるのかと聞いたら、笑うだけなので、とりあえず図書館に。
すると、テーマごとにセレクトした本の紹介があり、どうやら虹について調べるとのこと。
図書館の方、ありがとうございます!
次男は、本を読み、まとめようとしたところ、ノートがないと怒り始めました。
どうやら通常のノートより小さいサイズで書きたかったようなので、私が買い物ついでに買ってきました。A5サイズのノートを100均で。
次の日、書けたか聞いたら、二つ書いたと。
え?ノートに2枚だけ書いたの?と聞いたら、
「そうなんだよ。ノートいらなかったね。」
と悪びれもせずに笑って答える始末…。
やるだけマシだと思い、歯をギリギリさせながら、ぐっと言葉を飲み込みました。
そして、月曜日。
夫はお盆休みですが、私は出社。
学童には行かせなかったみたいで、なんと読書感想文も自由研究も書道も、2人とも全部終わらせたとのこと。
夫よ、ありがとう!
読書感想文は、私が書いたレジュメを参考に、1200文字になるように、パソコンで文字数を調整しながら、子供と一緒に書き上げたらしい。
書道は師範の免許を持つ夫が見本を書き、書かせたとのこと。
自由研究も2枚で終わらせず、さらに書き足したようです。
そんなわけで、我が家の夏休みの宿題は、2週間を残して終了となりました!
今年もなんとか終えることができ、感無量です。
ちなみに、低学年のお子さんを持つ親御さんへ。5年生になると自分でやるようになるため、あと少しの我慢ですよ!
夏休みの宿題は、親子の絆を深めるためのものなのか…。